宮崎&熊本旅行編[2]
平成14年10月11日〜10月14日

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10月11日 宮崎→熊本

 昼過ぎ、おばあさんの家を発ち、串間駅から日南線にて宮崎市へ戻る。
 串間駅には「有害図書」を入れるポストがある。健全な町である。
 再び南宮崎駅に到着。南宮崎駅近くの「宮交シティ」から高速バスに乗り、熊本駅へ向かう。
 えびの高原付近をバスが通過する。美しい田園風景である。窓に映ったデジカメが写ってしまったのが残念。
 高速バスが走る九州自動車道は、険しい山道を通ってゆく。そのうち日が暮れ、夜になって熊本に到着。熊本の「通町筋」でM本氏と会い、ラーメンを食べた後、M本家で酒を飲んで寝る。

熊本

10月12日 熊本城

 熊本城へ行く前に、高校野球の熊本県大会の準決勝の試合を見に行った。写真を撮ろうと思ったら、デジタルカメラのメモリーカードが故障してしまっていた。しかたなく「写るんです」を買って、高校野球の写真を撮った。しかし、高校野球が終わって、メモリーカードを入れ直したりしていじってみたら、直ってしまった。よーわからんが、熊本城の写真はデジカメで撮れることとなった。

 熊本城の天守閣。天守閣は西南戦争の時に焼け落ちてしまったので、昔のままではなくコンクリートで復元されたものだった。コンクリじゃなければ、去年見た姫路城ぐらい感動したのになあ。
 天守閣から周囲を眺める。写真右下の櫓は焼け落ちることなく、昔のまま残っているそうな。
 熊本市街の方向を見る。宮崎市と比べて大きな町だと感じた。
 熊本城の城壁は高い。この城も陥落させるのは難しそうだな。この後、夕食を食べに行く。
 熊本中心街のアーケードに「ラブラブグローバル」という名の八百屋を発見。関西旅行の「カッパーク」以来のヒット。

10月13日 阿蘇

 M本氏は大学で馬術部に入っていた。その馬術部の友人2人が、僕と同じ日に熊本にいたので、レンタカーを借りて4人で阿蘇へ行くこととなった。この日の朝はあいにく曇りで、雨も時々降った。「晴れ男」伝説、またもや崩れ去るのか。
 阿蘇の「草千里」に着いて、まず、お昼ご飯を食べる。僕が選んだのは「カツ火山カレー」というカツカレー。阿蘇の名物ということにしておこう。
 食事の後、野生の動物を探しに4人で歩き始めた。周囲は霧に包まれ、なかなか動物見つけられず。
 水たまりの辺りに、動物らしき影が見えたので、4人でそちらに向かった。4人とも動物だと疑っていなかったが、近づいてみると草だった。だまされた。結局、野生の動物を見つけられず、アイスクリームを食べに売店へ行く。
 アイスクリームを食べ終わり、売店から出てみると、なんと晴れてきた。このとき、僕は自分が「晴れ男」であることを確信した。
 晴れたおかげで、さっきまで見えなかった火口の方面を見渡せるようになった。もくもくと噴煙が舞い上がっている。とりあえず、火口の方へ行ってみることに。
 火口へ行くロープウエイのところへ来てみると、風向きが悪く火山ガスにまかれてしまう恐れがあるため、ロープウエイは運行中止になっていた。「晴れ男」も火山ガスには勝てず。
 次の目的地は「エル・パティオ牧場」。ここでは、馬に乗ることができる。元馬術部の人々は、馬に乗りにやってきたのである。しかし、この周辺の風景、本当に日本かいな、と思ってしまう。アメリカンだ。
 馬術部の人々は、初心者の一発朗と違い乗り方が上手。乗馬中はカメラ撮影はもちろんできないので、カウボーイさんに撮影してもらった。乗馬は30分弱で6,000円もとられたが、よい想い出となった。牧場を発ち、次は黒川温泉へ向かう。
 温泉へ向かう途中、日が暮れた。この写真、お気に入りです。
 有名な黒川温泉に到着。たくさん温泉宿があるが、そのうちの一つに500円払って温泉だけに入る。とてもよかった。温泉を出た後帰途についたが、途中、ワールドカップのカメルーン代表がキャンプをした中津江村を通った。よく、あんな田舎でキャンプをしたものだ。熊本市内で「長崎ちゃんぽん」を食べた後、馬術部の人々と別れてM本家へ帰る。

10月14日 帰路

 熊本の水前寺公園前からリムジンバスに乗り、空港へ向かう。M本氏も栃木で研修があるため、共に東京へ向かう。
 帰りの飛行機も窓側。さらば、熊本よ。

 一週間の長い旅行が終わった。写真には、徳島県の吉野川が写っています。今回の旅行は、馬に乗るなど、今までにない体験ができたので面白かった。国内旅行もいいものですね。
 次の旅行は、来年2月に海外旅行2連発を予定しております。前々からアナウンスしていたベトナム旅行は、治安面と同行予定者M田氏の有給をとる日数の都合から、目的地を南太平洋のフィジーへ変更しました。また、大学一年のときの友人M村氏から突然海外旅行に誘われ、合衆国西海岸とメキシコへ行く話が持ち上がりました。いずれも、まだ決定したわけではありませんが、行く可能性はかなり高いです。
 ところで気がついてみると、M本氏,M田氏,M村氏,M野氏,村T氏と、共に一発旅行に行く人のイニシャルはMばかり。どーでもいいことですが。
 あぁ、2月が待ち遠しい。

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