NewYork & Miami編
平成13年3月29日〜4月4日
テーマ曲:Billy Joel "New York State Of Mind"(5.7Mbytes)
一発旅行 | サーバーホーム

マイアミビーチ・アールデコ地区にて  4月から大学院生になる一発朗は、卒業旅行に行くことにした。平成12年2月から、バンクーバー・バリ島・ギリシャ・北京へ旅行に行ったが、4月から忙しくなりそうなので、これが最後という気持ちで、大学の友人K井氏と旅に出ました。
 意外にも、この旅行が初めてのアメリカ合衆国入国であります。短い旅行だったけれども、おもいっきりアメリカンを体験した一発朗であります。

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3月29日 出発

 今回の成田空港は雨。利用する航空会社はデルタ航空。デルタ航空を選んだのは、ただ単純に安かったからである。合衆国の周遊券で5万6千円と格安。その分、サービスがイマイチだったが。雨が降ったわけではないが、出発が2時間遅れた。
 最初の目的地はNew Yorkで、Atlantaを経由する。成田出発が遅れたために、あらかじめ予定していたNew York行きの便に乗り遅れるが、Atlanta-New York間は便数が多いために、次のに乗れた。写真はAtlanta International Airport、人物はK井氏。
 予定より2時間遅れで、New York/La Guardia Airportに到着。タクシーであらかじめ予約しておいたBest Western Manhattanホテルに到着。今回の旅は、航空券・ホテル・ミュージカルのチケット等はすべて、インターネットで手配しました。
 ホテルのテレビをつけてみたら、「ドラゴンボールZ」がやっていた。バックミュージックが日本のものとは違っていたし、悟空の声がドスがきいていた。その後、そのチャンネルでは、熊が主人公でバックス・バーニーのノリのアニメを永遠とやっていた。

3月30日 ニューヨークめぐり・ミュージカル

 朝起きて、まずはニューヨーク一番の繁華街Times Squareへ地下鉄に乗って行った。我々のホテルの最寄りの駅から一駅である。
 有名なカップヌードルの看板が見えた。あいにくこの日は雨。晴れ男伝説破れる。
 Times Squareの中心近くにはテレビのスタジオがあった。朝っぱらから一般庶民参加番組の収録をしている。どのような内容の番組かは不明。
 ベンチャー企業などの株が多く取り引きされる株式市場NASDAQの電光掲示板が目立っていた。このころはITバブル崩壊で平均株価の値下がりが続いていた。株には手を出すべからず。
 Times Squareから地下鉄に乗って、Central Parkへ向かった。ニューヨークの地下鉄のシステムを理解するのに少々時間がかかり、何度も同じ区間を往復した後ようやくたどりついたのが、ジョン・レノンの「イマジンの碑」。雨の朝なのに、花束がもうそなえられていたのが印象的だった。
 Central Parkは本当に広く、かつ、美しい。雨が降っていたことが本当に悔やまれる。東京にも「代々木公園」とか広い公園があるが、これぐらい馬鹿でかい公園がほしいところ。
 この岩、幾筋も細長い溝が刻まれているけれども、どうやってできたかわかります?遙か昔、ニューヨーク一帯は氷河に覆われており、それが削ったと考えられております。一発朗は小学生のときNHKスペシャル「地球大紀行」という番組でそれを知り、この旅で見てみたいと思っていたものです。
 Central Parkの端にあるThe Metropolitan Museum of Art(MET)へ行った。馬鹿でかい美術館で歩き回って疲れましたが、印象派(モネ,セザンヌ,etc)や後期印象派(ゴッホ,ゴーギャン,etc)の作品が良かった。
 美術館の後、5th Avenue(5番街)をふらつくと、St-Patrick's Cathedralという大きな教会を見つけたので入ってみる。厳かないい雰囲気だったっす。この後、ホテルに戻り一休みする。
 夜になり、あらかじめ予約しておいたミュージカル"The Phantom of The Opera"(オペラ座の怪人)を鑑賞しました。写真は上演前に撮ったものです。一発朗はこのミュージカルをロンドン,東京で見ており、これが3度目であります。この後、ホテル近くのKorean Townで焼き肉を食ったが、味に関してK井氏はご不満だった。

3月31日 ニューヨーク近代美術館・エンパイアステートビル

 この日の朝、再びCentral Parkへ行き散歩をした。雨は降らなかったが曇っていた。しばらく歩くとリスを発見。かわいいっす。
 Central Parkの後、The Museum of Modern Art, New York(MoMA)へ行くと、K井氏が好きな後期印象派の作品が勢揃い。フラッシュを炊いたらだめだけれども、写真OKなので撮りまくりました。写真は作品その1、ゴッホの「郵便配達員」(だったっけ?)。
 作品その2,ダリ(だっけ?)の有名な絵。美術の成績が万年「3」だった一発朗には、美術の解説は無理っす。
 作品その3、これも有名らしい。横に長い絵なので、全部入りきらなかったっす。
 作品その4、たしかアンディ・ウォーホールの作品。これはポップアートというジャンルに入るらしい。
 MoMAの後は、The Empire State Buildingへ行く。高いっす。
 ビルの上からWorld Trade Center方面を眺める。いい眺めっす。本当はニューヨーク到着の日の夜に登り、夜景を見たかったんだけれども、飛行機が遅れたし、そうでなくても雨が降っていたので仕方ない。この後ホテルに戻り、空港に向かう。
 J.F.Kennedy International Airportから19時発のMiami行きに搭乗する。23時頃Miamiに到着し、タクシーでホテルに行く。

4月1日 マイアミビーチでバカンス(1)

 朝、ホテルから見た眺め。マイアミで泊まったホテルは、Best Western Beach Resortというホテル。大西洋が見える部屋で、唯一、一泊一部屋200ドルを切っていたリーズナブルホテル。
 しばらくすると、晴れて快晴となった。我々は日頃の行いが良いからのぅ。とりあえず、高級そうなホテルをバックにK井氏の記念撮影。でも泊まったホテルじゃないっす。
 これぞビーチリゾート。ビーチリゾートはバリ島以来。我々の目的は、ただダラ〜っとすることです。
 海の上を広告を引いたセスナが何機も飛んでゆく。やっぱりやることのスケールが違いますな、米国は。
 いったんホテルの部屋に戻って写真を撮る。海を眺めるK井氏。
 夜はパステルカラーの建物がひしめくArt Deco地区へ行き、イタ飯を食べた。メインストリートは海沿いにあるのだが、この日はそれに気づかず、ひとつ内側の通りをふらついただけで、ホテルに戻った。

4月2日 マイアミビーチでバカンス(2)

 我々が泊まったホテルの近くには、有名なFontainbleau Hilton Resort & Towerの「だまし絵」がある。とりあえず記念撮影。
 前日、何の日焼け対策もせずに海岸で寝そべっていたので、我々はひどく日焼けをしてしまった。特にK井氏の症状がひどく、この日はホテルのプールサイドの木陰でだらだらすることに。すると、プールでガキ共がギャーギャー騒ぎ、一発朗は微妙にイヤだった。
 単にだらだらしているのもなんなので、ちょっとふらりと歩いてみた。永遠と砂浜とホテルが続いている。ちょっとだけ九十九里浜っぽいか(砂浜が)。
 Art Deco地区に再び繰り出し、今度はきっちりメインストリートを歩く。ネオンがきれいになる夜まで待って撮った写真であります。
 幻想的でいいっす。
 帰りがけに高そうなホテルを見る。いつかは泊まってみたいっす。この後、ホテルに戻り、明日のフライトは早朝なので早く寝る。

4月3,4日 帰国

早朝、Miami International AirportからAtlantaへ向けて出発する。実は、いつの間にかサマータイムに切り替わっていたらしく、空港へ1時間半ほど余裕を持って到着したつもりだったが、離陸まで30分ほどしか時間がなかった。サマータイム、恐るべし。
 Atlantaに着くと、搭乗する便が重量超過の恐れがあるので別経路で帰る人を募集しており、一発朗はそれに名乗りを上げた(お礼が欲しくて)。K井氏はやめておいた。結局、重量超過は回避されその話はなかったことになったのだが、これが思わぬ不幸を生むことになる。一方K井氏は、なぜかビジネスクラスに座るという羨ましい待遇を受けた。

 途中、アメリカ中西部上空を飛んでいるときに見た畑のスケールと、日本上空で見たそれとの違いをみて、やっぱりアメリカには勝てないなと感じた。そして、成田に着くと、なんとK井氏の荷物が届いていないという不幸が起きた。Atlantaで別経路で帰ると名乗りを上げた人々はみな荷物が届いておらず、K井氏は名乗りをあげなかったのだが、荷物に貼られたシールが一発朗と間違えられたため、このようなこととなった。ビジネスクラスの喜びが帳消しとなってしまいました。
 この旅行が終わってからは、しばらく海外旅行の予定はない。金も時間もない。したがって、しばらく国内旅行で我慢することにします。とりあえず、10月頃、未だ行ったことのない瀬戸内地方に行く予定の一発朗であります。

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