BALI旅行編
平成12年3月21日〜27日
テーマ曲:The 5th Dimension Aquarius"(3.6Mbytes)
一発旅行 | サーバーホーム

 カナダのホームステイが終わってから2日後、なんと、一発朗はインドネシアのバリ島にいた!美しい自然、興味深い伝統・文化、現地の人との交流を余すことなく楽しみました。
 今回の旅のパートナーは、大学の教養時代の友人I藤氏、S野氏、I井氏(右の写真)。一発朗がカナダへ行っている間、彼らは東南アジア各地を旅行しており、バリ島のングラライ国際空港で合流したのであります。


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3月21日 出発

 成田空港から日本航空JL725便にて、バリ島ングラライ空港(デンパサール)を目指す。搭乗した飛行機は直行便ではなく、インドネシアの首都ジャカルタを経由してゆく便であります。
 ジャカルタ到着直前、夕焼けが海に照らされ非常に美しかった。窓際の席でよかった。
 経由地ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港にて45分間ほどの待ち時間があった。そこで両替所を見てみたら、成田の銀行よりもレートがずっとよい。成田では\1=RP.45(RP:ルピア)だったのが、\1=RP.66でした。やられた…
 上空よりジャカルタを見る。この約1時間半後にバリ島に到着し、待っていてくれた連れの3人とともにクタと言う街で食事をした後、ヌサドゥアという地区にあるホテルに泊まる。

3月22日 SINGAKERTA村 [1]

 ヌサドゥアはバリ島の高級リゾート地区。現地の人は立入禁止となっている。高級といっても、我々の宿は1泊2500円ほど。一発朗は今回の旅のプロデューサーS野氏と相部屋で、このとき彼は「地球の歩き方」で旅のプランを立てておりました。この後、現地の人とふれあえないヌサドゥアを離れ、サヌールという地区に移ることが決まる。
 やってきましたサヌール・ビーチ!青い海と青い空。これぞ一発朗が求めていたものであります。
 海で遊んでいたらI井氏がヒトデを見つける。写真は、ヒトデを奪い取ったI藤氏がI井氏にヒトデアタックをしているところ。
 夕飯はロブスターの丸焼き。日本で食べたらめちゃくちゃ高いが、ここではナシ・ゴレン(チャーハンみたいなやつ)とセットで1,000円ちょっと。ほんと、何もかも安いざんす!(その逆はこちら
 夕飯の後、S野氏の薦めでタクシーにてウブドゥという街に行きケチャ・ダンスを鑑賞する。「チャッ、チャッ、チャッ」という男たちの掛け声が響く。
 ケチャ・ダンスの中では、トランス状態(他の世界へ行っちゃった状態)になる方々がいる。でも、坊さんに聖水をかけられると復活するのである。
 ケチャ・ダンスの後、サヌールへ帰る途中でSINGAKERTAという村を通過するとき、寺でお祭りが行われていた。S野氏の提案でタクシーを降りて見ていると、現地の人曰く、寺にはいるには正装が必要だとのこと。その人が正装を貸してくれると言うので、正装を着て寺でお祈りをしちゃいました。
 お祈りの後、正装を貸してくれた人の家でくつろぐことに。この家族のおじいさんは木彫り細工を作れる人で、すばらしい木彫りを売ってもらった。それもおみやげ屋の半分以下の値段で。タクシーは我々を待ってられずに帰ってしまったので、写真右の次男に車でサヌールの宿まで送ってもらう。

3月23日 SINGAKERTA村 [2]

 翌朝、サヌールの宿から撮った写真。一泊1人あたりRP.20,000(約300円)と激安だが、なかなか趣があってよかった。
 昨晩、お世話になった家のおじいさんから習った笛を吹くS野氏。この後、再びSINGAKERTA村へ行く。
 SINGAKERTA村に着いて、昨晩の家族の家でくつろいだ後、彼らの案内で近くにある観光スポット「モンキー・フォレスト」へ行く。その名の通り、サルだらけ。ウッキー。
 モンキー・フォレストの中には、熱帯でしか見られない木々の中にひっそりとたたずむ古いお寺があった。いい感じが出ていて良かったっす。
 昼食をとった後、近くに棚田があるというので連れて行ってもらった。デジカメだと色が悪いが、空の青さと田んぼの緑が良くマッチしていて非常に美しかった。ここは現地の人しか知らない穴場スポットだが、観光客向けのホテルがすぐ近くで建設されており、多くの人が知ることになる。
 そして夜になった。この日も祭が続いていたので、再び正装を着て見に行った。すると、「ガムラン」が演奏されていたのだが、半分は年端もいかない子供が演奏していた。大したものだ。
 ガムランの後は影絵が上演された。どうやらヒンズー教の伝説に関する話らしいのだが、もちろんセリフはバリ語でなので、話の内容がさっぱりわからん。そのうち眠くなってしまい、引き上げることに。そして、お世話になった一家に別れを告げ、再びサヌールの安宿へ戻る。

3月24日 UBUD [1]

 サヌールの安宿はこの日でチェックアウトし、とりあえず日中はサヌールの浜でぶらぶらしていた。サヌールには高級ホテル「BALI HYATT」があるのだが、そのプライベート・ビーチに泊まってもいないのに素知らぬ顔で潜り込んでみた。ビーチサイドの椅子でだらだらしようと思ったのだが、椅子が空いておらず、仕方なく他の浜に移った。
 すると、オッサンが近寄ってきて「ジェットスキーやらないか?」とのこと。値段交渉の結果、30分RP.240,000(約3,400円)でやることに。30分のうち、最初の15分は一発朗とI井氏が、そして残りの15分でI藤氏とS野氏がやることに決まったのだが、実際はI井氏が日頃のストレスを発散したいがためか、猛スピードでカッとばすやら、高速で180°ターンするやら。結局、我々が20分もやってしまいました。ジェットスキー中は危険なので、デジカメで写真は撮らなかったっす。
 その後、ウブドゥへ向かう。

 ウブドゥには、今でも王家の末裔が住む王宮がある。S野氏は前回のバリ旅行でその王宮に泊まったことがあり、今回もそこに泊まろうと提案。とりあえず予約なしでそこへ行ってみると、OKとのこと。しかも、一泊1人あたりたったのUS$7.50(約750円)!素晴らしい!
 ウブドゥに来た目的は、日本の獅子舞に似ている有名な「バロン・ダンス」を見ること。毎週、プロの楽団により舞踊が公演される。バロンの他にもいろいろな踊りが見られるのだが、どれも傑作。瞳の使い方が独特で面白い。
 こちらがバロン。ほんとに日本の獅子舞とよー似とる。バリ島はヒンズー教の島。ヒンズー教はインドから。すると、獅子舞もバロンもインドから来たのかな?
 鑑賞を楽しんだ後、王宮に戻って寝る。

3月25日 UBUD [2]

 この日の早朝、近くで朝市をやっているとのことで、ぐっすり眠っているS野氏を残して行ってみた。すると、ドリアンと思われるものがRP.1,000(約14円)で売られていたので買ってみた。しかし、ドリアンじゃなかった。変な味がした…
 上のドリアンもどきの写真は、バルコニーで撮りました。見よ、バルコニーの入り口を!金ピカじゃあ。
 この後、しばらく休み。昼頃にチェックアウトして、ウブドゥの中心街へ行く。
 中心街で自転車を借りてウブドゥ近郊のゴア・ガシャという名所へ行くことに。しかし、借りた自転車がポンコツでつらかった。ようやくたどり着いたのだが、自転車のチェーンがないので見学中に盗まれないか不安でしょうがなかった。
 こちらが有名な石窟の入り口の彫刻。中にも入れて、入ってみるとお地蔵様みたいなやつがあった。どっからきたのかわからん白人が、熱心に祈っていたのが印象的だった。
 石窟の近くに身を清める場所だと思われるが、なかなか趣味のいい水浴び場らしき所があった。
 ゴア・ガシャを後にし、近くにある寺院へ行ってみると、ここでもSINGAKERTA村と同じく祭が行われていた。しばらく見ていたが、雨が降ってきたので引き返すことに。
 ウブドゥの中心街に戻り、自転車を返した後、S野氏の提案で他の楽団の舞踊を見た(内容は前日のと同じ)。その後、お土産屋でこの旅行に来れなかった我々の友人F木氏へのお土産を買うことに。そして見つけたのが、このドクロの杖。マジで日本に持ち帰りました。

 その後、初めから一発朗たちよりも長くバリ島に滞在することにしていたS野氏と別れ、再びサヌールへ我々3人は戻った。そして、一発朗が来る前にI井氏とI藤氏が泊まったことのあるホテルに夜遅くチェックインし。そのまま寝る。

3月26日 BONSAI CAFE〜帰国

 この日泊まったホテルは、トリプルルームで一泊1部屋RP.250,000(約3,500円)の我々から見れば"高級"ホテル。でも、プール、朝食付きで1人あたり1,000円ちょっとだからやっぱり安い。
 我々3人は、この日の夜の飛行機で発つことになっており、それまでビーチのカフェでのんびりすごすことにした。カフェに向かう途中で、変な人形を発見。パラシュートをつけているようだが、なんだかようわからん。
 行ったカフェは2日目にロブスターを食べたところで、名前は「ボンサイ・カフェ」。ボンサイは盆栽です。ほんとに盆栽だらけです。でも、日本人は我々以外1人もいません。後で知ったことだが、ボンサイは既に世界中に広まっているらしい。この店のオーナーが盆栽愛好家なのだろう。
 この時期は、雨季と乾季の入れ替わる時期で、滞在中、雨も結構降ったのだが、この日はとてもいい天気。こんなにのんびりしたのは何年ぶりだろう…
 ボンサイ・カフェでは波打ち際にも盆栽を置いている。もろに塩水がかかっているのに盆栽は生き生きとしている。たくましい盆栽だ。
 空港へ向かうためにボンサイ・カフェを後にするとき、大量の盆栽を見る。名残惜しつつも、サヌールを後にし、ングラライ空港へ向かう。

 バンクバーとあわせて約1ヶ月半にわたる海外生活がようやく終わった。最後に、ングラライ空港で格別に美しい夕焼けを見ることができ、やっぱり旅行はやめられないなぁと感じた一発朗であった。そして、JL726便にてバリ島を離れ、翌日3月27日に無事に成田空港へ到着する。
 次の一発旅行の目的地は、ギリシャ。頑張って金を貯めるぞぅ。

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