北京編
平成13年1月12日〜1月15日
テーマ曲:L'Arc-en-Ciel "Stay Away"(3.7Mbytes)
一発旅行 | サーバーホーム

万里の長城にて  きっかけは、前回のギリシャ旅行から帰って2日後のY城氏からの電話だった。「北京へ行かない?」と聞かれて、5秒後には「行く」と返答。そんな調子で電撃的に行くことが決まった6度目の海外旅行の目的地−北京−での旅の目的は、万里の長城・故宮・北京ダックであります。今回の旅行は、前回のギリシャ旅行とは違い、完全なパック旅行なので楽ちんな旅でした。
 今回も、新型デジタルカメラで撮った美しい画像もあわせて紹介します(右の写真は、万里の長城にて)。

Note 写真をクリックすると、大きな写真が見られます。

1月12日 出発

 一発朗と高校・大学を共にするY城氏はすぐ近くに住んでおり、共にバスに乗って成田空港へ行った。今回利用したのは、中国国際航空公司CA926便であります。ボロい飛行機を予想していたが、予想に反して新型のボーイング777だった。百聞は一見に如かず。
 成田出発は遅れたが、北京には予定通りの時間に到着。北京の空港は最近建て替えたばかりらしく、とてもきれいだった。なんとなく、バンクーバーの空港に似ている。
 空港に着いた後、まず夕食を食べに行く。その食堂の名前は「美食城」。日本じゃこんな名前つけたら、客来ませんな。でも、その名の通り美味しかった。
 今回のツアーはH.I.S.主催の「デラックスホテルに泊まる北京4日間」で、翠宮飯店という4ツ星ホテルに泊まった。ホテルのテレビをつけてみると「福」と出た。ちなみに、このテレビを4,000元(=58,000円)で売るとのこと。流石、中国。

1月13日 頤和園・万里の長城・北京ダック・雑伎団

 朝ご飯を食べた後、まず西太后の避暑地として作られた、頤和園という公園へ行く。
 公園の中には大きな人造の湖がある。気温が氷点下のため、水面は氷に覆われていた。また、湖を掘ったときにでてきた土で小山が作られており、そこに建っている建物をバックにY城氏の写真を撮った。
 長く続く回廊を通り、小山の方へ向かう。三国志や西遊記などの物語が柱に描かれている。
 小山の上からの眺め。いい眺めだ。
 頤和園のあとにし、漢方薬屋に寄った後、昼食を食べる。そこで、「あんまん」を食べる村T氏(左)とY城氏(右)。あんまんは北京語で「タンパオ」といい、大学の中国語の授業で一発朗が初めて覚えた単語である。
 昼食後、お待ちかねの八達嶺の万里の長城へ。やっぱり、ずっと先まで続いている。昔の中国人は北方騎馬民族が恐くてしょーがなかったことがうかがえる。でも、モンゴル(元)や満州族(清)に占領されている事実を考えると、本当に効果はあったのかな?
 長城をしばらく登ったところで撮った写真。ここで、今回の旅の同行者の皆さんを紹介します。写真右から、おしょうさん、Y城氏、K村さん、村T氏。ところで、写真ではもちろん分からないが、このときとても寒く、10秒と素手でデジカメを持っていられない状況だった。
 八達嶺では入り口から右側は傾斜の緩い「女坂」で左側は勾配のきつい「男坂」と言われる。はじめ我々は「女坂」を上り、その後、時間に余裕があったので「男坂」にも登った。この写真は「男坂」から「女坂」を撮ったもの。
 万里の長城の後は、北京ダックを食べた。とても美味しかった。
 北京ダックの後は、雑伎団の公演を見に行った。神業ばかりである。近くに座っていた日本人観光客の人は、「サルティンバンコ」よりすごいと言っていた。
 雑伎その2。ラケット7本同時投げ。
 雑伎その3。手・足・口でグラス持ち。
 雑伎その4。5つの筒の上でリボン振り。
 雑伎その5。高速バク中輪くぐりぬけ。芸にはうるさい一発朗であるが、雑伎団には参りました。すごすぎるっす。

1月14日 天安門広場・故宮・天壇公園

 この日はまず、天安門広場へ。世界で最も広い広場とのこと。写真中央にあるのが、天安門。ちなみに雪が積もっておりました。
 こちらは人民大会堂。日本の国会議事堂にあたる建物。
 天安門をくぐり抜けてしばらく歩いた後、故宮の入り口である「午門」に到着。中央の扉が中国人、右の扉が外国人の入り口となっている。
 午門を抜けてさらにもう一つの門をくぐると、皇帝の玉座がある「大和殿」に到着。映画「ラストエンペラー」で、たくさんの人が皇帝に土下座していたのはここ。
 皇帝の玉座。座ってみたいっす。
 故宮内にある宝物の博物館へ行った。重要な宝はほとんど、台湾に持って行かれたとのこと。残っているのは、重いものばかり。
 昼食はめん料理。めん作りの実演をしてくれた。お上手。
 午後は胡同(フートン)というところを輪タクで回る。北京でも古い町並みが残っているところである。
 古い町並み。ただのボロ屋に見えるが、なにげに数百年の歴史があるらしい。
 胡同の民家を訪問すると、犬がいた。かわいいっす。
 世界遺産である天壇公園へ行く。ここは、明・清の皇帝が五穀豊穣を祈った場所である。
 皇帝が天に祈った場所の中心ではしゃぐ一発朗。ここは特殊な作りになっており、声を出すとそれが何倍にもなって聞こえる。
 歴代皇帝の位牌を祀るところ。ここの壁は面白く、壁にささやくと反対側の人に声が伝わる回音壁となっている。
 天壇公園でもっとも大きな建物である、祈年殿。梁と釘を1本も使っていないとのこと。ところで、昔の中国では天は丸いと信じられていたとのことで、そのため天壇公園の建物はいずれも円形であるそうな。
 天壇公園を去った後、土産物屋に寄り、激辛の四川料理を食べ、バスガイドさんに頼んで夜の街に繰り出した。しばらく歩くと繁華街に着き、デパートに入ってみた。
 やはり、観光客用の土産物屋と比べると、庶民向けのデパートの方がずっと安い。デパートの中にもでっかく「福」とある。なかなか華やかでよろしい。この後、タクシーでホテルに戻り、寝る。

1月15日 帰国

 朝早くホテルを出発し、北京首都空港へ。CA951便にて帰国の途につく。
 飛行機はノンストップ便ではなく、大連を経由する。途中、雪に覆われた台地を見る。寒そうである。
 北京〜大連間は国内線扱いになっており、大連で出国手続きをした後、飛行機の出発を待つ。大連の街にはハウステンボスちっくな家々が見られる。そして、出発する。

 大連を出て約3時間後、何の問題もなく成田空港に到着。今回の旅はとても短かったが、なかなか中身の濃い充実した旅だった。このページを書き終えた現在、次の海外旅行の予定は入っていないが、金と時間があり、かつ、同行者が見つかれば(スペイン旅行で強盗に遭って以来、一人旅禁止)、すぐに海外に旅立つつもりである。一発朗と海外に行きたい人求む。

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