TÜRKIYE編[2]
平成15年2月15日〜2月23日
テーマ曲:久保田早紀 "異邦人"(3.5Mbytes)
ページ:[1][2][3] | 一発旅行 | サーバーホーム

Note 写真をクリックすると、中サイズ(800x600)の写真が見られます。

カッパドキア(Kappadokya)

2月15日 カッパドキア北部

 イスタンブールから夜行バスに乗り、世界遺産に指定されているカッパドキアにやってきた。天気は曇り。しかし、途中で会った日本人バックパッカーに聞くと、我々がやってくる前は大雪だったとのこと。これも晴れ男パワーか。カッパドキアは広く、個人での移動は困難なので、ツアーに入った。ツアーで、まずやってきたのが"Imagination Valley"。岩がラクダ形。
写真の拡大
 観光バスは次の観光名所へ向けて、アナトリアの荒野をひた走る。やっぱり、大陸は広いですね。
写真の拡大
 次はZelve(ゼルヴェ)野外博物館。カッパドキアの奇岩には、いくつも穴が見られるが、日本で言う「隠れキリシンタン」が住んでいたとのこと。
写真の拡大
 岩の住居の中で、タイマーを使って記念撮影。
写真の拡大
 うろうろ辺りを歩いていると、岩山の奥の方へ自転車の轍が続いていた。気分は「川口浩探検隊」モードになっている我々は、轍に沿って奥へ進むことにした。
写真の拡大
 轍が途中で消え、その辺りの岩山を見てみると、雪に"EMINE"と書いた落書きがあった。
写真の拡大
 一発朗も負けじと、岩に「海苔」という落書きをした。ちなみに、後でトルコ人ガイドに聞くと、"EMINE"はトルコ語で「大好き」という意味だとのこと。したがって、「海苔大好き」という意味になった。
写真の拡大
 I藤氏も負けじと、「旅」と落書き。でも、なんか漢字が間違っているような気がする。そういう一発朗も、携帯の漢字変換を使わなければ「海苔」を書けなかった。我々理系は漢字に弱い。
写真の拡大
 次は、ツアーおきまりの土産物屋立ち寄り。ここは、Avanosという街の陶芸品屋。デモンストレーションで、日本人の女の子がろくろ回しをやらされる羽目に。この子は、前日のツアーではロバに乗らされたとのことで、こういったことに狙われやすいタイプらしい。ちなみに、ケチな一発朗は、もちろん何も買わなかった。
写真の拡大
 土産物屋のあとは、昼食を食べにUchisar(ウチヒサル)という街へ。なかなかの絶景。
写真の拡大
 レストランの近くに、ラクダ発見。動物園以外でラクダを見るのは、初めて。観光用ラクダみたいである。
写真の拡大
 次は、岩山をくりぬいて家としているお宅をご訪問。
写真の拡大
 岩山ハウスのバルコニーでくつろぐ、一発朗とI藤氏。我が家にもこんなところが欲しい。
写真の拡大
 岩山ハウスの外にでると、一匹の子犬が近寄ってきた。かわいいー。
写真の拡大
 次は、眺めがよいことで有名なGöreme(ギョレメ)パノラマへ。晴れていたらどんなに良かったことか。でも二日後、奇跡は起きる。
写真の拡大
 次は、土産物屋第二弾として革製品の店へ。ここが、この日最高の思い出となる。なんと、店員によるファッションショーが行われた。証拠ビデオはこちら(AVI形式、3.0Mbytes)。I藤氏は「あり得ない」と連発して言っていた。店員の努力もむなしく、結局売れたのは、韓国人の女の子が買ったジャケット1枚だけだった。
写真の拡大
 ファッションショーの後は、Göreme野外博物館へ。ここではキリスト教のフレスコ画などが見られる。こんなもんかなといった感じで、ファッションショー以上の感動は得られなかった。
写真の拡大
 ツアーが終わり、宿のあるGöremeの街でレストランを探し始めた。すると、食事の相手を探している一人の日本人と会う。一人旅でレストランに入ることの難しさは、ロンドンスペインハワイ島で味わっているので、よーくわかります。入ったレストランでは、そこの息子が日本語を教えてくれというので、「専務」、「すけこまし」、「あっぱれ」の三語を、それぞれ、「友だち」、「超いい友だち」、「地獄へ堕ちろ」の意味で教えておいた。うーん、ちょっと罪悪感が残る。この後、宿へ帰って寝る。
写真の拡大

2月16日 カッパドキア南部

 朝起きて、ホテルのテレビをつけると、「アルジャジーラ」を見ることができた。テロリストっぽい方々のお写真が放送されている。いいねー。さらにチャンネルを回すと、「イラク国営放送」を見ることができた。証拠ビデオはこちら(AVI形式、4.1Mbytes)。こちらもいいねー。
写真の拡大
 朝食を終えて、今度はカッパドキア南部を巡るツアーに参加する。晴れ男パワーで天気はさらによくなってきた。最初に、古いモスクを訪ねて、小さな村へ行く。オッサンが、牛と馬といっしょに歩いている。いいねー。
写真の拡大
 古いモスクの中。やっぱり、ブルーモスクを見てしまうと、見劣りがするね。
写真の拡大
 モスクの中に時計らしきものがあった。でも、針がいつまで経っても動かないので、一瞬、世界の終末時計かと思った。本当は、どうやら毎日の礼拝の時刻を示したもののようだ。
写真の拡大
 次は、名前は忘れてしまったが、昔の岩山ハウスへ行く。ここでは、30分ほど自由時間があったので、「川口浩探検隊」モードへ突入。
写真の拡大
 写真のような構造のところを、うろうろとうろつく。こういうの、ガキの頃から大好き。
写真の拡大
 次は、石畳が印象的な町に立ち寄る。この町の名前も忘れてしまった。ここでは、一人暮らしをしているばあさんの家に立ち寄るった。このばあさんなかなかの曲者で、韓国人の人に民芸品を100万トルコリラ(約80円)で売ると言ったのに、売る直前で200万トルコリラに値上げをしやがった。クソババァ。
写真の拡大
 次は、結構遠くにある地下都市というところへ向かう。メルセデス製のバスは悪路をものともせず、突っ走っていく。
写真の拡大
 ここが、地下都市の入り口。
写真の拡大
 地下都市の地下一階。地下都市は地下8階ぐらいあるらしい。写真の奥には、外敵を防ぐための丸い石の扉がある。インディジョーンズ系だ。ここ大好き。
写真の拡大
 地下3階では下に通じる穴があった。深さ40mぐらいあるらしい。さらに深く行きたかったが、換気の面で危険であるとのことでここまでで我慢。
写真の拡大
 地下2階から地下3階へ通じる入り口のところで、「古葉監督」をする一発朗。
写真の拡大
 地下2階で記念撮影。右の方は、イタリアから出発してトルコを周遊しているK藤さん。カッパドキアから、次の目的地のパムッカレまで、行動を共にしていました。
写真の拡大
 地下都市を出て、宿のあるGöreme方面へ戻る。バスの中で助手席に乗っていたのだが、デジカメをいじくっていると、ドライバーが俺の写真を撮ってくれというので撮ってあげた。
写真の拡大
 ツアーの最後に、眺めがよい丘の上で写真撮影。TÜRKIYE編[1]の最初の写真は、この丘の上で撮影したものです。ツアー後、K藤さんと夕食を共にした後、帰って寝る。次の日は、夕方発車のバスまで、K藤さんと行動を共にする約束をしておいた。
写真の拡大
 Göremeの夜景。神秘的です。
写真の拡大

2月17日 Göreme探検

 朝起きて、チェックアウトの準備をする。泊まっていたのは、洞窟ホテル。暖かくてよかったです。
写真の拡大
 チェックアウト後、K藤さんと会う待ち合わせの時刻までのGöremeの町を散策する。この日は、カッパドキア滞在中、もっとも天気が良かった。僕がいればいるほど天気が良くなるようだ。晴れ男パワー炸裂。
写真の拡大
 K藤さんと会ったあと、バスが出る夕方まで何をするか話し合う。その結果、「高いところがあれば登っておこう」という合意に達し、登り始めた。登って見えたのがこの眺め。素晴らしい!この景色をバックにして撮った写真(我々3人はこの写真を「漢(おとこ)の写真」と呼んでいる)を、一発旅行のタイトル画に使用しています。
写真の拡大

この後に撮った30枚程度の写真は、パソコンにデータを取り込むときのトラブルで破損してしまっております。しかし、一発朗は簡単にはあきらめません。頑張って調べた結果、デジカメ(FinePix 4700Z)で撮った画像には、プレビュー用の小さい画像のデータが埋め込まれていることがわかり、それを無理矢理引っ張り出しました。よって、なんとか小さい画像の表示だけはできるようになりました。今回の一発旅行の作成が遅れたのは、この方法を調べるために時間がかかったからです。

 次は、そこら中にポコポコ立っている奇岩のあたりをうろつく。観光用に整備されてない奇岩にも、昔、人が住んだ形跡のあるものが結構ある。
 奇岩にある住居跡は、外敵の侵入を防ぐためか、結構高いところにあったりする。すっかり「川口浩探検隊」モードに突入した我々は、危険をかえりみず、奇岩を登っていく。
 苦労して登って、住居跡に入っても、もちろん何も発見はない。
 とにかく、この日の青空は奇岩とマッチして格別だった。画像が破損したのは、本当に悔やまれる。
 この写真は、I藤氏の「写ルンです」で撮影したものをスキャナで取り込んだものです。崖の上にいるのは、K藤さんです。Göreme探検中の貴重な高画質写真。
写真の拡大
 探検が終わった後、K藤さんが腰を痛めてしまった。そうでなくても、我々は何もすることがないので、とりあえず町の公園でダラダラ過ごした。こんな感じで夕方まで過ごし、バスに乗って、次の目的地のPamukkale(パムッカレ)へ向かう。

[3]へ

一発旅行のトップへ

一発朗13 Copyrights © 2003 N.Fujishiro, All rights reserved.
E-mail : ippaturo(at)nifty.com